育児におけるリスク評価と結果論

 今回はリスク評価と結果論ということについて記します。
私の仕事は建設業で現場の施工管理をしています。
同業の方はご存知かと思いますが、各作業毎、作業日毎にどんな危険が潜んでいるか、そのリスクの洗い出しや評価、優先順位などをみんなで決めた上で対策をすることで労働災害の防止に努めます。
リスクアセスメントや危険予知活動と言われるものがこれに当たります。

【リスクの捉え方】
 世の中に絶対、百パーセントあることは人が死ぬことだけです。
どれだけ対策をしても事故の可能性をゼロにすることはできません。
物理的にハード面でどれだけ対策をしても、人がやることにはミスが起こりえます。
世の中に絶対はないのです。

【どこまで対策するか】
 では何をどこまで対策するかが重要になってきます。
例えば、子どもが窓から転落してしまう可能性について、これは起こってしまうと一撃で重大な事故です。
こういう重大性が高い事故は優先的に、そして重大性が低くなるまで対策します。
窓の側に踏み台にできるものを置かない、一人でその部屋で遊ばせないよう手が掛かりますが監視するなどの対策が必要です。
さらに踏み込んで窓に柵も付ければ安心だ!と思っても、そのために窓に柵をしてはそこに雨戸の設置や洗濯物を干したりはできなくなるという側面もあります。
そこまでしてやる必要があるかと言われると、やり過ぎのように思います。

【育児においては完璧を求めやすい】
 事故の重大性の低いもので考えると、棚やテレビ台などの角にクッション材を巻くことがあります。
一人目が生まれてハイハイしだしたときは我が家もあらゆるものに取りつけました。
しかしすぐ外れる(外される)し、その都度直すことが大変でストレスでした。
これも考えによっては危険ですが、ピンポイントで台の角めがけて子どもが転倒してそこに顔面ぶつける可能性の方が小さいだろうなぁと考え直しました。
多少のけがをさせてしまうリスクはあっても、全てにおいて完璧を求めると疲れてしまいます。
しかし、このように育児においては出来る限り完璧(リスクゼロ)を求めやすい傾向があるのではないかと思っています。

理由は当たり前ですが、子どもが大切だからですね。

【必ずそうなると分かっていれば】
 10年程前になりますが、「弁護士のくず」という漫画が好きで本を読んでいました。
もう手元にないのでうろ覚えですが、失敗することを嫌う私が感心したエピソードがありました。
それは大麻を使用して捕まった売れないロック歌手の話です。
この男を警察の調査方法が不当だとして裁判で救ったのが弁護士の九頭という人です。
その男には彼女がいて、彼が直接彼女に渡して時々ふたりでに大麻を吸っていました。
彼は釈放されてからロックを辞めて真面目に働こうと彼女に話を切り出しますが、逆に彼女から別れを告げられてしまいます。
その後ストーリーの終盤で、彼女が覚せい剤を使用して亡くなったことが新聞でわかります。
九頭弁護士は調査のなかで彼女が大麻を栽培している別の男をゆすって金を要求していたことを知り、依存症ではないかと彼に忠告します。
しかし彼は自分と一緒にいる時しか吸っていないし、自分が渡しているからそんなわけないと取り合いませんでした。

まさか自分の知らない所で彼女が覚せい剤にまで手を伸ばしていたと知り、忠告を無視して何も確認しなかったことを悔やんでいる彼に弁護士が言うのです。

「結果論だ。
必ずそうなるとわかっていれば、誰も無視しない。
しかし大抵のことは何も起こらないんだ。
世の中には他にも心配事なんてたくさんある。

それら全てを背負っていくのは不可能だ。
あんたを責められる奴なんかいない。
俺もあんたに押し付けた。」

弁護士もほぼクロだと気づいていたはずなのに、彼に忠告しておけばうまくやるだろうと放置したことを悔やんでいるようでした。
しかし彼の言う通り、他にも心配しなければいけないことはたくさんあり、全てを完璧にしないといけないというのは難しいのだろうと考えさせられました。
「結果論」という言葉はとにかく何でも完璧にするのではなく、物事に適切なリスク評価をしてそれに応じた対策をするという新たな視点を持たせてくれました。

【お互いが納得するところで折り合いをつける】
 さて、妻がキッチンで一人で料理をしているとき、10か月の長男がお母さんの近くに寄ってきます。
そして遊んでもらえないと、最近引き戸を自分で開けて廊下に出てしまうようになりました。
そのドアを開けるとすぐに下に降りる階段があります。
落ちては大変なので、妻はしょっちゅう料理を中断して長男を引き戻していました。
これが大変で全然進まない!と相談というか、当たられました。
そこで私はアマゾンで1本400円の突っ張り棒を購入して、以下のように説明しました。
・置くタイプのストッパーやつっかえ棒だと長男が外したりなめるからしないこと
・柵を設置すると大がかりで大変だということ
・ドアは開かなくてもつかまり立ちは出来るので長男のストレスも和らぐこと
・階段に一番近いドアだけ都度設置すること(他のドアは両開きで内外両方に設置する必要があり、大変だからそこまでしない)

・他のドアを開けて廊下に出てしまった場合のみ連れ戻すこと
突っ張り棒の取り付け取り外しも簡単だし、これを料理の間だけすれば大分気が楽になるのでは?と説明してこの対策に落ち着きました。

突っ張り棒の設置

両開きのドア(突っ張り棒なし)


妻は階段に行き止まり柵みたいなものが欲しい感じでしたが・・・。
妻には言っていませんが、うちの階段はらせん状になっていることと、そのため最初の2、3段は広いため、私は万が一落ちても一番下まで落っこちることはないと考えています。
この辺は個々のリスクの捉え方ですが、とりあえず妻も納得してくれたので、これで精神的に楽になってくれれば良いなと思っています。
どうしても心配で手につかない!と言われれば、次は階段の前に簡易的な柵を設置することになるでしょう。

決して自己満足で終わるのではなく、その事故の可能性と重大性、それに対する対策を冷静に評価して、できる限りストレスにならないところで折り合いをつける。
大切な子どもが万が一ケガしてもいいのか!とひょっとしたら誤解を与えてしまっているかもしれません。
しかし私は復職後に単身赴任の可能性が高く、どうしても妻の負担が大きくなります。

過度な対策もその手間からストレスを感じることもあるでしょう。

やり過ぎて妻が精神的にダメになる方が心配です。
育児における精神的ストレスをなるべく和らげるにはどうすればいいか、適切なリスク評価と対策という視点でこれからも考えたいと思います。

日本にチップ文化は根付かない?

 ふとチップについて頭に浮かびましたので書きなぐります。
アメリカなどチップ文化があるところはよほどサービスに満足しない限りチップを支払いますよね。

では日本でチップ文化がこれから根付くことはあるのでしょうか。
(そもそも正規料金に含まれているから不要だとか、サービス料としてtaxとは別に請求されているシステムなどありますが、本題はそこではなくサービスを受けた個人がありがとうの気持ちを表すのにチップを渡すのかということについてです)

今の日本は賃金も上がらず生活に余裕もなく、少子化を憂い、不安な老後を想像する。
社会全体が不寛容になっていて息苦しいこともあります。
自分さえ良ければいいという人も増えたように思います。

 

・みんながチップ払っているから、私一人くらい払わなくてもいいでしょう
・サービスは普通だったけど、対応が遅いとか適当に理由つけてチップ無しにしよう
・生活に余裕がないから払わないのは当然だ
・トラブルの元になるからチップは店として全員お断りにしよう

 

など悪いイメージしか浮かばなくて、「あ、絶対根付かないな」とふと思ってしまいました。

チップ文化は置いといて、この負の要因は何なのでしょうかね。
何が間違ってて、何を正していったらいいのでしょうか。
賃金が上がることだけじゃないような気がします。

「関わってはいけない人」についてブログを書いているあたりから何となく違和感がありましたが、私自身の物事の捉え方や感じ方と向き合うことが必要な気がしています。
文字に起こして自分の考えをまとめる中で、今まで気づいていなかった自分の問題に気づいたのかもしれません。
資格の勉強などもいいですが、人として親として、子どもたちに何をしてあげることが出来て、何を大切に教えてあげたらいいのか、ゆっくり考えてみます。

育休中のリスキリングについて

 今回は最近話題のリスキリングについて思うことを記します。
私の場合は妻がもともと専業主婦であり、第二子が生まれた時に育休を取得しました。

【育休中の自分の時間】
 長男が生後10か月になり、少しずつ自分で寝たり、まとまった時間寝られるようになってきました。
妻と私である程度役割分担がなされていますが、やはり自分の時間がとれるのはみんなが寝た後の20時以降になります。
長女が幼稚園に行っているときに長男が昼寝するときもありますが、基本的に本など読んでも気になって集中できない感じです。

【自分はこれからどうなりたいのか】
 そんな自分の時間には最近簿記の勉強をしています。
私の勤め先の主軸は製造業ですので、工業簿記を学びたいと思ったのがきっかけです。 
将来的に現場から工場へ配属された場合、設計などの一専門部署の知識だけでなく、工場も含めた会社の全体像を掴んでおきたいという思いがあります。
また、工事部に所属している今でも半期に一度年度予算に対する達成状況や粗利、一人当たりの生産高等を会議で説明されますが、それが何の基準をもって良いか悪いかも分かっていませんし、今までわかろうともしませんでした。
40手前になってこれから管理職にもなるのに、いつまでも現場の事だけわかっていればいいという考えもさすがにまずいなぁと思っていました。
2月下旬に日商簿記3級と2級を申し込んでいますので、そこをリミットに勉強しているところです。

【育休中のリスキリングについて】
 さて、金曜日の参院本会議で育休中のリスキリングを後押しするという総理の答弁が話題になってますね。
これ私のような育休と専業主婦で夫婦ともに家にいる比較的まだマシなパターンでもかなり厳しいこと言ってます。
私は独学で前回11月に日商簿記3級を受けましたが、落ちてしまいました。
勉強時間が足りないとか地頭の問題もあるのでしょうが、私の見解では育児をしている状況で勉強するということはかなり厳しいです。
頑張れる人は一定数いるのでしょうが、共働きで奥さんだけが日中家にいるパターンだと負担がかかりすぎるし、ましてそれを後押しする意味がわかりません。

【後押ししてほしいところは別にある】
 そもそもスキルアップやリスキリングのために自分が何を勉強してこれからどうしていく必要があるかを明確にイメージできる人は少ないのではないでしょうか。
私は資格の勉強をしていますが、そもそも資格だけとっても実務経験を積まないとキャリア形成にはならないと思っています。
宅建や士業など資格を持つことで出来る仕事もありますが)
会社員でこの資格持っていたら年収100万円単位で上がりますというものは無いように思いますし、出世して給料が上がっても所得制限に引っかかったり超過累進税率でさらに多くの税金を納めることになったり、そんなに生活が良くなることはないと思います。
じゃあ本業でなく副業や投資のための勉強をしよう!と思っても、支援を検討されているのは「企業」に対してです。
会社を休む人に対して企業が自社の成長戦略のためにこれを勉強しておけ、システムを構築しておけ、概案をまとめておけと指示するということでしょうか?

もはやただの仕事です。
育休中の個人を直接支援するものではないし、政府の根本の意図が分からないです。
キャリア形成が重要と考える人はわざわざ育休中にせずとも自分のタイミングでしっかりやるでしょう。
企業に対しては今でもキャリアアップ助成金などの制度があるわけで、新設より現行制度の見直しでいいのではないでしょうか。

【パッケージ案を危惧する】
 制度が新設や改善されると抱き合わせで別の事が改悪されるという話があります。
一方を補助すれば、その予算確保のために他方を締め付けるという感じでしょうか。
(NISA恒久化などの改正も代わりに何かあるのではないかと言われていますね)
何でもかんでも変な制度を新設するのは反対です。
変に助成する制度が増えて、生活が助かったりリスキリングで賃金が上がったなどと判断されれば、育児休業給付金など個人にとって本当に必要なお金が削られたり安易に増税するただの口実にされるかもしれません。

「異次元の少子化対策」 この言葉はやはり数年後にも虚しく響き渡っていそうだなぁ・・・。

関わってはいけない人

 今回は関わってはいけない人ということについて記します。
先日の給湯器交換の帰りに遅くなったので小料理屋に寄ったのですが、久しぶりにそのような人に会ってしまったので考えをまとめてみます。

【学生の自分には免疫がなかった】
 世の中には自分とは分かり合えない人や頭のおかしい人、あるいは人の優しさに付け込んだ質の悪い人など様々います。
今は友達と仲良くしましょう、先生の言うこと聞きましょうで全然いいと思うのですが、いずれ自分の子どもが社会に出る前には一度しっかりと話したいと思っています。
私自身は大学に通うまで学校という狭いコミュニティにしかいなかったので、本当に世間知らずだったと思います。
大学に通えば正門には変な宗教の人が熱心に勧誘していたり、友人がマルチやってる噂が流れてはぶられたり、道端のアンケートから変な勧誘を受けていたり、悪質な訪問販売の人が家に来たり、飲み屋で自分の親くらいの年齢の人がいきなり酔って絡んできたり・・・。
もう世の中にはホントに変な人がいる!と中々衝撃でした。
最初は人の話を聞こう、困っている人は助けようなどという姿勢で話を聞いていましたが、もうしんどくて止めました。
学校で育んできた「お互いを認めてみんな仲良くしましょう」という感性は危険だと感じ、世の中には変な人も悪い人もたくさんいる、そんな人たちと出会ったら無視して関わらない方が良いと考えるようになりました。

【学校では習わない事】
 これらの事は学校では習わないし、子どもの頃から人(友達)を疑うことに慣れてしまうのは良くないとも思っています。
しかしいざ自分の娘・息子が大学で下宿して怖い思いをしたら?と考えるといつかは話をしたいなと思っています。
娘なら変な男にたぶらかされたり暴力で抑えつけられることがあるかも知れません。
息子なら粋がって悪ぶっても本物のもっと悪い奴に利用されてしまうかも知れません。
失敗してから学んでもいい、自分の意思で正しいと思うことをやってくれればいいと思っていますが、社会に出る前に親として何かできる事はないのかと考えてしまいます。
見守ることがいいのか、自分の経験を聞かせたらいいのか・・・。

いつ何をしたらいいのか、今も答えは出ていません。

【少し付き合ってみたけれど】
 私が関わってはいけないと考える人は、人の話を聞かない人、論理が飛躍する人など、いわゆる「会話にならない人」です。(これ以外にもたくさんいますが)
これらの人は自分は正しい!と思い込んでいる節があり、分かり合えることはないです。
今日テレビを観ていて、「防衛費も上げて反撃能力も保有して、絶対に戦争はしませんか?」と総理に質問している人がいましたが、こんな人も同じです。
ただ戦争反対を訴えたいだけ、建設的な話も出来ない子どもみたいな人だなと感じました。

 さて冒頭の小料理屋にいたお客さんだったんですが、とにかく一方的に話し掛けてきました。
やれ天皇は必要ですかだの、やれ共産党になったら大変だの、やれ満州が・・・等、聞いてもいないのに延々とです。
(こちらは店内のテレビを観て目線すら合わせていないのに・・・。)
今までだったら一、二杯飲んですぐ帰っていたと思うんですが、この人どこまで話すんやろと逆に興味が沸いてきました。
(店の人も止めろよって感じですけどね・・・。)
結局2時間くらい居て、唯一分かったのは「子育て大変だろうけど頑張ってね」という何とも薄い言葉だけでした。

・・・関わってはいけない人は、やっぱり無視か逃げるが正しいと改めて思いました。

給湯器の交換

 今回は賃貸に出している戸建ての給湯器交換について記します。
昨年の9月に購入していた投資用物件において、借主さんから給湯器が壊れたとの連絡を受けました。

【自分でやらないで!】
 昨日からの寒波で雪が降る中での故障でした。
お湯が5分くらいで止まるということで外付けの給湯器に問題があるのかといろいろ触っていたところ、配線がショートして破断したとのことでした。←危なすぎ
そして大阪ガスに連絡したところ、現地確認だけでもお金がかかることを言われたので、私に連絡したということでした。
もう怒りや後悔で落ち着かなかったです。
不便してないから大丈夫だよと言われてましたけど、無理にでも説得して早めに交換しておくべきでした。
万が一、感電したらどうするんですか。
自分でいろんなものを直せる借主さんですが、これからはまず私に連絡してくださいねと念を押しました。←もう二回目

【古い設備は思いもよらないことがある】
 業者さんと昨日の朝一に現地確認しました。
借主さんは仕事に行くということで、勝手に敷地内に入らせてもらい、できれば帰ってくるまでに交換してシャワーが使える状況にしてあげたいと思っていました。
雪が降るこの寒い中、最優先は費用よりお湯が出ること。
しかし現地に着くとイメージしていたものと違いました。

給湯器交換前


電源をとるコンセントが外にない。(屋外に防水コンセントがあるという思いこみ)
どうやら電源も操作するリモコンも室内からとっているようです。
・・・これでは電源抜いているかわからない。
給湯器の在庫はありましたが、この状況で交換するのは怖いのでさすがにやめました。

夜、借主さんの帰りを待って室内へ。
リモコンと一緒に電源用の線も一緒に室内に配線してありました。
ここで日中にショートした配線を見て気づいていれば良かったんですが、電源をとる配線にしては不安なほど細い・・・。

ショートした配線

結局、後日電気屋さんも連れてきて、室外への防水コンセントの設置と配線の入れ替えをお願いすることにしました。
借主さんには今日からお湯が使えるようになるという期待を裏切ることになりましたが、事情を説明して銭湯に行ってもらいました。
費用よりまずはお湯が使えるように復旧、しかしそれ以上に優先されることは安全な工事です。

業者さんも呼んでいるのにやめると決断することはとても勇気がいることですが、早く終わらせることだけ考えて焦っていたら判断を間違えるところでした。

【これからの管理について】
 そして今日、電気屋さんも連れて昼間に工事です。
雪の影響で借主さんが在宅だったことが幸いでした。
電気屋さんに聞いても、元の配線のままで復旧するのはやっぱり危ないということでしたので、それを聞いて本当にほっとしました。
こうして無事に給湯器を交換し、お湯が出るようになりました。

給湯器交換後(屋外コンセント設置)


二日も待たせましたが、借主さんにはこんなに早く動いてくれてありがとうと感謝されました。
(コーヒーを淹れてもらい、みんなでお菓子といっしょにいただきました)
ちょうど私がよくお世話になっている設備関係の業者さんが揃いましたので、改めて借主さんにご挨拶しました。
そして私の育休が3月までであること、それ以降は何か問題が発生した時に私が確認に来られない場合がありますが、その際は彼らが直接伺って修理してもらうこともあるという話をしておきました。
これで給湯器という当初から気になっていた大きな問題は解決したし、起こりうる水漏れ等の修理でも私抜きで解決できる仕組みが整いました。(内装工事等も彼らのツテで外注が可能)
ここまで来れば戸建ての投資としては自主管理でも基本的にやることはないでしょう。
物件を購入してから約3か月間、様々な業者さんとコネを作ったり本を読みながら投資の方針について勉強してきました。
今の借主さんが退去されるときはリフォームと入居者の募集という大きな壁が現れますが、それまでは楽になりそうです。
投資としてのリターンより、仕組み化して楽にしていけることの方が不動産投資の良さなのかも知れないですね。
問題は起こらない方がいいですが、久しぶりに仕事した気がして楽しかったなぁ。
投資としてお金を回収することが目的ですが、ありがとうと言われる仕事のやり方や付き合い方を大事にしたいです。

【本件の学び】
 給湯器の耐用年数は約10年ですが、壊れた給湯器は型番から1988年製であることがわかりました。
下手したら30年近く使用していたことになります。
無知って怖い・・・。もっと勉強します。
費用より、スピードより、安全を最優先に考えて判断すること。
いい経験させていただきました。

「サービスです」は言わなくていい

 昨日ICL治療を受けてきました。
ICLはレーシックと同じ視力矯正手術であり、レーシックは角膜を削って視力を調整しますが、ICLは眼の中にコンタクトレンズを挿入するものです。

ICL手術費用:¥646,000

内訳

右目:¥290,000(乱視なし)

左目:¥356,000(乱視あり)

まだ経過観察中ですが、術後は特にピントが合わずスマホやパソコンを見ることが難しかったです。
そのタイミングで私のブログに興味を持たれた方が何名か読者になっていただいたのですが、その方がどのような記事を書かれているのかまだほとんど見れていません。
落ち着いたらゆっくり見させていただきます。ありがとうございました。

【サービスで○○しています】
 さて、手術日の話ですが、施術していただいた医院では術後に写真を撮ってくれるようでした。
「サービスで写真撮影しておりますが、いかがでしょうか」と受付で言われました。
その際、医院の名前入りの「手術しました」的なことが書かれたプラカードを見せられたのですが、これって知人に見せたりSNSに投稿することで宣伝してもらおうという趣旨ですよね。

【万人に受ける言い回しはないけれど】
 私にとって「サービス」とは百パー「Give」なものであるという認識です。
お互いにとって記念にもなるし宣伝にもなるWin-Winであるなら、「よかったら写真を撮ることが出来ますがいかがでしょうか」だけで良いのではないかと思ってしまいました。
プラカードに名前が無ければ何とも思わなかったんですけどね。
商売として利用しているただのキャンペーンをサービスだと言われると、真意を隠して物事を有利に進めようとする営業マンみたいで何か反射的に嫌になります。
私みたいな捻くれた考えの人もいるので万人に受ける言い方は無いのかもしれませんが・・・。
ご飯を食べに行って「こちらお店からのサービスです!」と言われても、それ込みの価格設定してるよね、って思ってます。
「そのお酒に合うから、よかったらこれ少し食べてみて」と小鉢に少しよそってくれたら気持ちが伝わります。
私は人に騙されないように物事をどうしても構えて見てしまいます。
大したことじゃ無いのにこんな日常のサービスにまで構えてしまうなんて、自分がおかしいのか、世の中が世知辛いのか・・・。
ただ、本当は人の好意には素直に甘えられるようになりたいと思っています。

数字のマジック

 今回は数字のマジックということについて記します。
以前に男性の育休取得率が10数%程度ということを書きましたが、その数字がどのように算出されているのかが気になりました。

厚労省の雇用均等基本調査】
 男性における育休取得率の計算方法は以下の通りです。

男性の育休取得率 = 取得者数 / 配偶者が出産した社員数 × 100 (%)

これは厚労省の雇用均等基本調査というものに公表されているものです。
令和3年度では男性取得者の割合が13.97%となっています。

【取得率だけでは実態がわからない】
 この計算方法だと休業期間が1週間の人でも1年の人でも人数にカウントされてしまうことになります。
さらに調査対象が全数調査かどうかもわかりません。(実際は無作為に抽出された標本調査)

【標本調査の信ぴょう性】
 つまりテレビの視聴率や内閣支持率世論調査のようなものと同じということです。
もちろんどれだけのサンプルを集めたのかわからないので、それぞれで信ぴょう性の程度は違うと思います。
しかし今、これらの数字を鵜呑みにする人は少ないのではないでしょうか。
それはインターネットの普及で自分で欲しい情報を手軽に得られるようになったことや、世の中に数字のマジックがあふれているからだと思います。

【数字のマジックは不誠実なやり方】
 私が思う数字のマジックとは、例えばキャンペーン金利です。
投資信託や定期預金などで見られるいかにもお得に見える商品のことです。
見た目には高い金利が印象的なものですが、年利であるのにその対象期間が数か月だったり、販売手数料や税金を含まなかったり、最初の数年のみ対象で期間終了後は自動で元の金利に戻って継続される仕組みになっていたり・・・。
あとは携帯でよく見る「実質○○円」という表示もそうですね。
相手も商売なのでいかにお得感を出せるかを考えた手法だと思うのですが、買う側にとっては分かりにくくて不誠実です。
契約内容をよく確認しないのはダメですが、確認しても良く分からなかったり気づかなかったりで、後から実は損をしていると分かったときは騙されたと感じるでしょう。

【育休取得率向上は少子化対策の成果?】
 さて、男性の育休取得率についてですが、政府は2025年までに30%という目標を掲げているようです。
まず数字の向上だけでは子育てがしやすい環境になったとは言えないでしょう。
極端な話、1週間程度取得する人ばかりが増加しても実態は大して変わらないと言えるからです。
ところで私は内閣支持率なども操作されているという印象をもっている人です。
算出のためのサンプルは無作為に抽出されているものですが、都合の悪い数字は排除すれば、自分にとって都合のいい数字に操作することができてしまいます。
これは数字のマジックではなく不適切な虚偽の数字になりますが、これだけ世の中の数字に身構えてしまう今の時代なら、悲しいかな私は普通にあり得るのかなと思ってしまいます。
「赤木ファイル」の存在で公文書改ざんという、およそ民主主義とはかけ離れた事件が明るみになる時代です。
政府が設定した目標数字に近づけるため、ばれなきゃいい、あるいは仕方ないと考える人はいるのではないでしょうか。
数年後、勘違いした政治家が「少子化対策の成果です。子育てがしやすい社会に一歩前進しました」とどや顔で言っている姿が目に浮かびます。

【数字ではなく良くなったと実感できる社会がいいと思う】
 一会社員の私ができる事は世の中にほとんど影響を与えない非常に小さなことです。
しかし、今回所属する会社という私の小さな社会の中で、本社で一人、大阪支社で初めてという男性の育休取得に踏み切りました。
これをきっかけに経験からくる話を後輩たちにもできたらいいし、会社の中で取得することへの意識の向上になればいいなと思っています。
自分が良いと思う小さな行動を積み重ねていき、やがて自分の子どもが大人になった時、数字ではなく実態として、社会が良い方向に変わったと感じられるようになっていることを願います。