振り返り③ 通院

 振り返り③は通院についてです。
時間にある程度融通が利くようになりましたので、育児休業中にタイミング良く?痛み出した歯の治療に通いました。
他にはICLという視力矯正のための目の手術を受けました。
ICLに関しては別に興味があったわけではないのですが、歯医者に通い始めてから、せっかくなので気になるものはこの際全部やってしまおうと思って受けました。
歯の方は以前治療した箇所の根元にばい菌が溜まっているということで、抜歯せずに何度も消毒することになりました。
その歯以外にも小さい虫歯が結構あったみたいで、全ての治療が終わるまでに結局半年間で12回も通うことになりました。
確定申告で医療費を集計して分かりましたが、びっくりです。
支払った医療費は28,120円、さらに通院の手間をお金に換算するとものすごく勿体ないことです。
仕事をしながらでは通院するのは大変だったと思います。
大阪のような大きなところでは夜に開いてる歯医者さんもあるでしょうが、以前住んでいた場所だと17時に退勤するか土曜日に通う必要がありました。
仕事では「大事になる前に早めに相談しよう」と思うものですが、忙しさにかまけてプライベートがこれでは情けないですね。

体のメンテナンスは全て終わり、気持ちはすっきりしています。
ICLに関しては術後1か月間ハードワーク禁止ということで、現場仕事の私が受けるには今しかなくてラッキーだったなと思います。
復職後は自分の体を細目にケアし、今後はちゃんと管理しようと反省しました。

振り返り② 身体的負担

 振り返り②は身体的負担についてです。
育児における体の負担と聞いて浮かぶのは睡眠不足ではないでしょうか。
少なくとも育休を取る前の私の認識はそうでした。
夜泣きからの寝かしつけによる睡眠不足が大変だと考えていました。
しかし今回思ったのは、シンプルに抱っこすることによる身体的負担が一番きついということです。
長男は11か月現在の体重が9.3kgあります。
8kg超えたあたりから「お、ちょっと重たくなってきたな~」と実感するとともに、肩や腰の痛みがでてきました。
赤ちゃんが好む抱っこの姿勢がそれぞれあるのでしょうが、私の場合は左肩に負担がかかる抱き方をしています。
長男は自立できますが、まだ手すり無しでは歩けません。
これからまだ1年くらいは抱っこすると考えると大変です。
妻は150ちょっとと体が小さい方ですが、赤ちゃんを抱っこして外出したりあやしたり、長女の時も含めて今さらながらその強さに感服しました。
(長男も長女もでっかい赤ちゃんでした)
妻は数十分程度の外出でも長男を抱っこして連れて行こうとします。
今まであまり気にしていませんでしたが、最近になってようやく「長男は家で見とくよ」とか「座っといてね」と心から言えるようになったと思います。
気づくのが遅すぎました。
仕事していた長女の時にもよく抱っこしましたが、それが一日中、毎日となると、普通に考えればわかるんですが大変ですよね。


仕事でもそうですが、本当に体が資本です。
復職しても出来る限り体の負担を軽減できるようサポートしていきたいと思います。

振り返り① 体調不良

 もうすぐ約8か月間の育児休業期間が終わります。
休業期間中に感じたことなどを振り返りながら記録として残していきたいと思います。

【体調不良時のフォロー】
 育休をとって何が良かったかを考えた時、私にとって一番は子どもや妻の体調不良時にフォローできるという点でした。
長女は4歳で年少さんです。
幼稚園では風邪やインフルがよく流行り、クラス閉鎖になるときもありました。
子どもはそういうところから菌をもらっては抗体をつけていくものだと理解しましたが、時間差で家族がやられたときは大変でした。
子どもの熱や咳は治まったのに、親が子どもからもらってダウンしている。
そこに0歳の赤ちゃんを含めたお世話があるわけですから、こういう日は私も家にいて本当に良かったと思いました。
(大体は夫婦ともに感染してお互いしんどい思いをしているんですが・・・。あと胃腸炎は最恐です。)
長男は風邪をひくと鼻づまりになり、夜中は1時間ごとに大体泣き始めました。
鼻づまりで母乳を飲むことも苦しく、そんな時は妻もギリギリだったと思います。
そんな日は夜中に起きて母乳をとりあえず飲ませ、私が引き取って階下のリビングに連れてひたすら抱っこであやします。
長男はほ乳瓶でのミルクは飲まない子です。
リビングで一時間すれば起きるわけですが、水筒に入れた水を飲ませてもう一回だけ何とか寝かしつけます。
二回目は厳しかったので妻に託し、私はおむつを替えて必要な時に抱っこします。
この2,3時間をまとめて寝れるかどうかで、妻は翌朝マシな体調になります。
一般的には全然睡眠時間が確保できていないのでしょうが、日々が過酷すぎるからなのか、少し回復してくれます。
(でもなぜか妻は昼寝をしません、というかできないらしいです。)
夫婦でできる事とできない事はどうしてもありましたが、体調不良時に何かとフォローできることは良かったと思います。

【精神的な負担を小さくし、ストッパーになる】
 一人目の時は分かっていたつもりでも、今回は身をもって妻の育児における大変さがわかりました。
体がしんどくても子どもの世話をしなければいけない、なかなか子どもが寝てくれない、夫は仕事で帰りが遅い・・・。
こういう時でも「自分が倒れてしまったら世話をする人がいない」と無理をさせていたと思いますし、それは精神的にかなりキツかったと思います。
そして二人目の今回は言うことをなかなか素直に聞かない長女の世話もあります。
もし妻が日中一人で育児をしていたならば、怒りが爆発して長女に当たり散らしてもおかしくありません。

二人いるから、自分が寝込んでも何とかしてもらえるという安心感があるし、爆発しそうになってもストッパーになります。

体もきついですが、私の感想としては育児は精神的にきついことの方が多かったように思います。
だから妻が専業主婦であっても、妻を一人にさせないために男性は育休を取った方が良いという考えに至りました。
夫が家にいることで妻にとってはパーソナルな空間に干渉されるという別のストレスになるかもしれません。
それでも、心の病が身近になった現代において、妻の精神的な負担を軽くするためにも男性は育休をとった方がよいと考えます。

職場復帰に向けて

 今週は育休終了後の職場復帰に向けて、復帰後の流れを会社に確認しました。
復帰までは2週間程ありますが、いくつか懸念事項がありました。
そもそも復帰後の業務内容について会社側からは一度も連絡はなく、ちゃんと仕事があるのだろうかと少し心配ですらありました。
戻ったはいいけど段取りして無くてやることない、みたいな・・・。

【復帰後の現場仕事】
 私は現場の施工管理ですから、次の現場がどこなのかを知る必要がありました。
それは単身赴任になるのか、自宅から通勤になる近距離現場かで生活が大きく変わるからです。

単身赴任の場合
結婚してから現場が変わるたびに家族帯同で引っ越していましたので、単身赴任用の生活用具を準備する必要があります。
(家電はリースするとして布団や調理具等の単身パック的なもの)
赴任先が片道4,5時間のところになると、毎週末自宅に帰るのも厳しく、心づもりが必要です。
(会社補助は月2回まで出ますが、お金の問題だけでなく体の負担も大きいです)
家庭の事情などもあります。
長女が春休みになるので、単身赴任の場合に妻は実家に帰ろうか検討しています。
そして年度末の世間は引っ越しシーズンです。
復帰後すぐに現場に赴任するのであれば、早めに確保しておかないと職場の近くに宿舎を借りられないかもしれません。
(山奥の現場はそこから車で30分とか普通ですが、地方の都市部であれば重要です)

こちらから問合せて確認したところ、現場は同じ大阪府内ですが通勤できる距離ではなく、やはり単身赴任になりそうです。
そして復帰後しばらくは店社に通勤し、4月から現場赴任という予定だそうです。

会社側は休業中だから気を使って連絡しなかったのかもしれませんし、とりあえず転社に出勤して徐々に慣らしていけばいいよ~ぐらいで考えていたのかもしれませんが、こちらとしては色々決められず困っていました。

とりあえず復帰後の流れがわかって安心しました。
久しぶりにスーツを着て、10数年ぶりの電車通勤です。
片道1.5時間ちょい、乗り換え3回、現場よりこっちの方が辛そうです・・・。

工事部は現場を治めてなんぼです。
会社に行っても部署には部課長と事務の4名くらいしかいないはずです。
店社でできる事は自宅でもできますから、復帰初日以外は在宅勤務でお願いしたいものです・・・。

時代はもう令和ですからね。

京都 伏見へ

 昨晩、確定申告を終えました。
いままでは医療費控除だけでしたが、今回は不動産所得分の作成とそれに伴う費用の集計もあって調べながら作業しました。
アクセスが集中していたからなのか、パソコン動作もいちいち遅くて夜9時から翌朝4時までかかってしまいました。
作業中は何ともなく黙々としていましたが、今日は朝からしんどかったですね。
(黙々と出来たのは減価償却租税公課の処理などで簿記の知識が役に立ったこともあり、楽しかったからだと思います)

【息抜きは一人の時間】
 今日は用事を片付けるため、妻に家の事をお願いして外出しました。
一つは姉からもらったお年玉のお返しを購入すること。
もう一つは父へのお酒の購入です。

姉への贈り物は京都市街へ、父へのお酒は伏見へ行きました。

正月に実家に帰省した際に、タイミングが合わずに会えなかった姉が実家にお年玉を預けてくれていました。
私はお年玉を直接あげたい性格なので準備していませんでしたが、受け取ったからにはお返しが必要になります。
(数千円のお年玉に対して何のお返しが喜ばれるのか、本当に悩むので本音では止めてほしいです・・・)
悩みましたが、姪っ子の二人にはお年玉ではなく、たくさんあっても困らないヘアゴムを送ることにしました。
京都っぽい和風でありながら、かわいらしいものを選びました。

お酒は再来週に実家の両親が大阪に遊びに来るので、もてなすために選びに行きました。
特に伏見と言えば有名な酒処ですね。
関西に越してきたので兵庫県の灘と京都の伏見には行っておきたいと思っていました。

近所の蕎麦屋さんで扱っている「蒼空 そうくう」という伏見のお酒が非常に良かったので、製造元である藤岡酒造さんの所に行って購入しました。
日本酒は詳しくないのですが、いろいろ飲みながら2種類に決めて購入しました。
飲みながら酒造りや伏見の事など蔵人さんに色々お話ししていただいたので、とても楽しい時間でした。

外観だけ

藤岡酒造(外観)

金魚がいました。仕込む水がきれいということでしょうね。

外観(金魚)

お土産のお酒です。500ml/本と珍しい。

蒼空

帰宅後にお昼寝した長男の側で1時間ほど寝てしまいましたが、リフレッシュして体はとても元気になりました。
一人の時間を作ることで考え事や段取りも整理できるし、息抜きにもなりました。
妻はなかなかしようとしないのですが、用事がなくても長男を私に預けて一人で外出してほしいと思っています。
無理に勧めるとケンカになるのであまり言いませんが・・・。

来週は会社に連絡して、いよいよ復職後の動きを確定させていきたいと思います。
残り短い休業期間、仕事の準備もありますが、最後まで家族に何ができるかを考えて日々大切に過ごしていこうと思います。

育休中の勉強

 今日は日商簿記の試験日でした。
午前に3級、午後から2級の予定でしたが、体がしんどくて3級のみ受けました。
(2級は商業簿記対策がほぼできていなかったのもあり、諦めました)
会場前の道路は大阪マラソンのコースだったようで、横断歩道をバリケードで止めているスタッフや警察の方がたくさんいました。
人混みが苦手な私には午後の試験までの3時間をゆっくりつぶすことは出来そうになかったです・・・。

【育休中の資格取得に取り組んでみて】
 試験対策は夜に子どもたちが寝てから2~3時間していました。
私は習慣的にお酒をよく飲む方でしたが、11月末に一度3級の試験を受けてからほぼ飲まなくても大丈夫な生活になりました。
(缶ビール1本でも入っていると集中できなかったり頭に入りにくかったりします)
年明けからは工業簿記を本腰入れて頑張りましたが、興味があって面白い部分と、自分はこの大切な時間に何をやってるんだろうという感情がありました。
自分が資格を取得することのメリットと、この休業期間にもっと妻や子供たちと話したり触れ合ったりできるのではないかと比較してしまい、育休中の資格取得における感想としては何となく時間の使い方が勿体なかったなという感じです。
わざわざ今やらないで、忙しくても復職してからの方がすっきり取り組めそうです。
次に試験がある6月に照準を合わせて、復職後にもう一度取り組んでみようと思います。
政府によるリスキリングを後押しする発言が話題になり、出来るわけないと言われる一方で学位やMBAなどを取得するために勉強される方がいることに驚きます。
私は地方にある国立大の工学部出身で、数字には強い方だと思っていました。
ところがいざ始めるとこんなにも大変なものかと不甲斐なく思いましたし、ちゃんと結果を残している人には本当に尊敬しかありません。

【家族の理解を得て取り組む】
 しかしどれだけ頭が良かったり要領が良い人でも、家族の理解なしにはやらない方が良いと思いました。
私の場合も妻には何やってんだろうと本心では冷めた感じで見られていたと思います。
(授乳などで育児の負担が大きいのは妻になるので当然です・・・)
本来の目的は育児に専念するための休業期間です。
夜中に一人リビングでバチバチ電卓を叩く私を見て、何か一生懸命やってるからそっとしておこうくらい思ったのかもしれませんが、受かっても妻は別に喜んだりもしないような気がします。
育休本来の目的に反して長期間本気で勉強することは良くないように思いますし、少なくとも家族の理解を得てからにした方がよさそうです。
これから育休を取得するであろう会社の後輩にはお勧めしないでおきます。
話し合って妻の理解を得られたとしても、感情としては育児が大変な時に何やってんの!となってるでしょうから。
(まして政府による後押しなどやらない方がいいです)

 さて、確定申告等やることも色々たまっています。
空いた時間には皆さんのブログを読んだりして適度にガス抜きしながら、忙しくても気持ちには余裕をもってまた明日から育児や家族に向き合っていけたらと思います。

自宅を購入したい

 週末に近所で売りに出されている中古戸建ての内見に行ってきました。
自宅付近は戸建ての物件などほとんど出ることのない地域であり、越してきて半年目にして初めて情報を得ることができました。

【主観:古家付き土地】
 人気の特急停車駅から徒歩10分程度にある角地であり、築35年2階建ての戸建て新耐震基準、土地20坪、販売価格3,000万弱。
建ぺい率60%、容積率200%のため、3階建てに建替えが可能な物件でした。
建物自体は内見した結果、普通に住めるくらいのキレイさと設備と広さでしたが、実際に我が家が住むには確実にリフォームして間取り等も変える必要があり、気持ちとしては土地だけがほしいという物件でした。
なんせ立地がいいので、売るときも確実に買手がつくと見込んでいます。
しかし売主さんの希望が建物込みであり、結果として今回は購入を早々に見送りました。

【今回の収穫】
 業者さんには建物込みの金額で購入する予算がないことを伝え、もし取引が進まずに減額や土地のみの販売になればまた教えてほしいと伝えました。
土地値では近隣の相場によると1,500万円くらいになります。
今回の物件は待ちに待った情報であり、正直めちゃくちゃ欲しかったです。
しかしいくら欲しくても差額の1,500万円+解体費用(150万くらい?)を余分に払ってまで購入するのは、お金に余裕があったとしても勿体なくてさすがに無理だなぁと思いました。
お金がなければ欲しいものがあっても買えない、何とも虚しい現実を突きつけられました。

今回の収穫としては新しい業者さんとつながりができたこと、そして物件周辺でも近い将来売りに出そうな情報があることなどを教えてもらえたことでした。
希望は薄いですが、もし土地の購入だけが可能になれば御社で建て替えをお願いするということを伝えてこの話を終えました。
お金がない私が業者さんにGiveできることは、せめてそれくらいの義理を通すことくらいです。
今回は縁がありませんでしたが、将来またいい巡り合わせがあることを願います。

最後に
金利が低いからなのか、やっぱり物件価格高すぎます。
木造の減価償却は22年なんだから、いくら住めるとはいえ1,500万円の価値なんてないと思うんだけどなぁ・・・。