想いの伝え方は相手に合わせて

 今回は帰省時に感じた自分の考えや想いの伝え方について記します。
年末年始は九州の実家に帰省していました。
三が日までは兄家族も一緒にいたのでかなり大人数の正月となりました。

【子どもたちの変化】
 4歳の長女は普段0歳の長男に対して嫉妬したり、好きじゃないと平気で言います。
長男が生まれたことで自分が一番で無くなるのではと思っているのでしょう。
昨年は育休に入って5か月間ほぼ毎日根気強く注意していました。
そんな長女は帰省中、ほぼ兄家族の長男と一緒に遊んでいました。
そして兄家族の末っ子である次女が我が家の長男のお世話をしてくれていました。
普段は自分が一番年下で甘えられるのでしょうが、帰省時は立派なお姉ちゃんになってくれていました。
子どもたちにとっては普段できない良い経験になったのではないでしょうか。
自分がされて嬉しかったことを、今度は自分たち姉弟の立場で考えて少しでも行動が変わってくれたら嬉しいです。

【父との言い争い】
 さて、タイトルの話になります。
兄家族が帰った後、私と父でお酒を飲みながら夕食を食べていました。
夕食前に長男はちょうど寝てしまったので、先に私が風呂に入り、長女と妻が後に入りました。
(長男の風呂は起きたらあとで妻が入れる予定でした)
その旨を伝えたうえで静かに夕食を食べ始めました。
食べながら途中で話を理解した父が、「それでは嫁ちゃん(妻の名)は二度手間ではないか」と言い出したのです。

そんないつも効率よく育児ができるか!言われなくても出来るなら子どもと一緒に入ってるよ!という気持ちでかなりイライラしました。
その場にまだ妻はいなかったので、絶対に本人の前で同じことを言わせたくありませんでした。
私「二度手間とか言っちゃいかんよ!」
父「は?でもそうやろうもん」
私「ダメ!」
父「は、せからしか」
そんなやり取りをして、妻が夕食に合流しました。
何事もなく食事は進みましたが、明らかに父が酒を飲まなくなっていることに気づきました。
こんな気持ちのままお前と酒なんか飲みたくない、という気持ちの表れだとすぐにわかりました。

【子どもと同じように言ってしまった後悔】
 こちらとしては気分が悪いまま何もしないのは気持ち悪いので、何が悪かったかを考えました。(とりあえず、ごめんと謝るのはやりたくない)
そして私の言い方が自分の子どもたちを諫めるときと同じ口調だったと思ったのです。
子どもにはある程度理由を説明しますが、基本的にダメなものはダメということをまず言ってしまいます。
理由を2段階、3段階で説明してもよく理解できていないことが多いためです。
しかし今回の相手は父です。
「二度手間とわかっていても、寝てしまった子どもを無理に起こしたくなかったんだよ」と普通に説明すれば良かっただけでした。
それを、そんな言い方したらダメ!とムキになって自分の想いを押し通す必要などなかったです。
育休に入って外の世界で大人たちと接する機会が少なくなったから、咄嗟にあんな言い方になってしまったんだろうか・・・。
しばらくテレビを観ながら他愛のない話をしてから、焼酎のグラスを二つ持っていきました。
「さっきは言い方良くなかったね。悪かったね。」とだけ伝えて酒を注ぎました。
孫の顔を見せるためでケンカしに行ったわけではないですから、少し後味が悪かったです。

【義父にはどう接しよう】
 さて、明日は義父が自宅にやってきます。
年末に一度大阪の自宅に来てくれた義父は「毎日退屈でしょう」と私に言ってきました。
内心イライラしながら適当に流しましたが、今回どうしようかな。
明日はまた同じように言ってくるでしょう。
自分の状況を丁寧に説明するか・・・。
たぶん義父は男の育休に対してそもそも理解しようとしていない感じです。
明日は挨拶だけしたら自室で会社のパソコンで資格更新のための講義動画の視聴とレポート作成をしようと思っています。
その方が「私は育児以外にもやることがあり、まして退屈ではない」と思ってくれるかな。
・・・せっかく客としてわざわざ来てくれるのに、やり方が子どもっぽいかな。
相手に自分の事わかってもらうのは、本当に難しい。