今回も自分の想いの伝え方について記します。
自分の考えていることや自分と言う人間についてわかってもらうのは難しいし面倒なことです。
しかし仕事上や生活する上で必要なことについては言うべきことは言える人間でありたいです。
(ただし自分の嫌いな人や噛み合わない人は無理に関わらずに避けます)
【休業中の業務や経費について】
育児休業に入って5か月が経ちました。
ときどきどうしても必要な業務が入ることがあります。
雑務では押印した書類の返送や買い替えたスマホの設定、実務としては資格更新のための講義受講やレポート作成等です。
例えばこの講義について、講義だけで丸半日分あり、そこからレポート作成という課題があります。
育休中にどうしても必要な業務が発生した場合には出勤を命じるような一文があったので、これ自体は問題ないです。
問題は、受講したりレポートを作成した分の業務をしたという処理をどうするか、ということを会社側は誰も言ってこない事です。
通信費についても数千円程度ですが、全て立て替えている状況です。
【気づかれなければラッキー?】
恐らくこちらがはっきり尋ねれば、こう処理をしなさいと指示をもらえるでしょう。
しかしそういう対応のされ方はとても不快です。
会社から業務命令が出た時点でその処理方法も一緒に連絡してくるべきです。
「もし何も言ってこなかったらお金払わなくていいわ」何て変な勘繰りをされてしまう恐れがあることは避けるべきです。
よく取引先の見積書でも同じ項目が二度入っていたり、事前に合意して削除した項目が復活していることがあります。
先方は「間違えました。申し訳ありません。すぐに作成し直します。」と言いますが、特にお金に関することで故意でなくてもこのようなことをする方とは一線を引いて接するようにしています。(大体この手のミスは一度では済まないことが多いです)
【日本人的美徳は仕事以外で】
自分からアピールせず黙ってやることがかっこいいとか、相手の求めるもの以上のものを準備するというようなことが日本人の美徳のように思われます。
しかし仕事に関して言えば、これらはほぼ間違いです。
自分の進捗を報告しない、仲間のミスをちゃんと指摘してあげない、客先の要求に過大に応えたりサービス残業したり・・・
給料としてきちんとお金を受けとる以上はしっかり線引きしてやるべきです。
海外のようにYES,NOをはっきり言う、契約内容をしっかり確認して契約に沿って仕事をする等は日本でも当たり前であってほしいです。
【全ては自己責任】
頑張っていれば誰かが見てくれている、みんなが見ていない所でも働いたらちゃんと評価されるという時代でもありません。
極端な話、法律さえも自分を守ってくれません。
民事で勝訴した場合でも、相手が支払いを拒めば強制執行の手続きを自分が行い、それに財産を持っていることを調べるのも勝った側の人間であり、そもそも相手が財産を持っていなければ何も得られません。
裁判費用と時間だけがただただ増すばかりです。
私はそういう意味で法律も正しい人を守るためにあるという考えを持っていませんし、まして守られているという感覚もあまりないです。
結局、自分を守るのは自分だけです。
会社に対して正当な報酬を要求するのは自分です。
制度を調べ、給付金や助成金を請求するのも自分です。
勉強してもしなくても、申請してもしなくても、全ては自己責任です。
社会が不寛容になっている今、何もしなければ誰も自分の事を気にかけてくれません。
自分の想いや要求ははっきりと声に出して相手に伝えられる人間になりたいです。
成人の日に未来ある若い人を見て、自分のこれからを考えた日でした。