振り返り① 体調不良

 もうすぐ約8か月間の育児休業期間が終わります。
休業期間中に感じたことなどを振り返りながら記録として残していきたいと思います。

【体調不良時のフォロー】
 育休をとって何が良かったかを考えた時、私にとって一番は子どもや妻の体調不良時にフォローできるという点でした。
長女は4歳で年少さんです。
幼稚園では風邪やインフルがよく流行り、クラス閉鎖になるときもありました。
子どもはそういうところから菌をもらっては抗体をつけていくものだと理解しましたが、時間差で家族がやられたときは大変でした。
子どもの熱や咳は治まったのに、親が子どもからもらってダウンしている。
そこに0歳の赤ちゃんを含めたお世話があるわけですから、こういう日は私も家にいて本当に良かったと思いました。
(大体は夫婦ともに感染してお互いしんどい思いをしているんですが・・・。あと胃腸炎は最恐です。)
長男は風邪をひくと鼻づまりになり、夜中は1時間ごとに大体泣き始めました。
鼻づまりで母乳を飲むことも苦しく、そんな時は妻もギリギリだったと思います。
そんな日は夜中に起きて母乳をとりあえず飲ませ、私が引き取って階下のリビングに連れてひたすら抱っこであやします。
長男はほ乳瓶でのミルクは飲まない子です。
リビングで一時間すれば起きるわけですが、水筒に入れた水を飲ませてもう一回だけ何とか寝かしつけます。
二回目は厳しかったので妻に託し、私はおむつを替えて必要な時に抱っこします。
この2,3時間をまとめて寝れるかどうかで、妻は翌朝マシな体調になります。
一般的には全然睡眠時間が確保できていないのでしょうが、日々が過酷すぎるからなのか、少し回復してくれます。
(でもなぜか妻は昼寝をしません、というかできないらしいです。)
夫婦でできる事とできない事はどうしてもありましたが、体調不良時に何かとフォローできることは良かったと思います。

【精神的な負担を小さくし、ストッパーになる】
 一人目の時は分かっていたつもりでも、今回は身をもって妻の育児における大変さがわかりました。
体がしんどくても子どもの世話をしなければいけない、なかなか子どもが寝てくれない、夫は仕事で帰りが遅い・・・。
こういう時でも「自分が倒れてしまったら世話をする人がいない」と無理をさせていたと思いますし、それは精神的にかなりキツかったと思います。
そして二人目の今回は言うことをなかなか素直に聞かない長女の世話もあります。
もし妻が日中一人で育児をしていたならば、怒りが爆発して長女に当たり散らしてもおかしくありません。

二人いるから、自分が寝込んでも何とかしてもらえるという安心感があるし、爆発しそうになってもストッパーになります。

体もきついですが、私の感想としては育児は精神的にきついことの方が多かったように思います。
だから妻が専業主婦であっても、妻を一人にさせないために男性は育休を取った方が良いという考えに至りました。
夫が家にいることで妻にとってはパーソナルな空間に干渉されるという別のストレスになるかもしれません。
それでも、心の病が身近になった現代において、妻の精神的な負担を軽くするためにも男性は育休をとった方がよいと考えます。