育休中の勉強

 今日は日商簿記の試験日でした。
午前に3級、午後から2級の予定でしたが、体がしんどくて3級のみ受けました。
(2級は商業簿記対策がほぼできていなかったのもあり、諦めました)
会場前の道路は大阪マラソンのコースだったようで、横断歩道をバリケードで止めているスタッフや警察の方がたくさんいました。
人混みが苦手な私には午後の試験までの3時間をゆっくりつぶすことは出来そうになかったです・・・。

【育休中の資格取得に取り組んでみて】
 試験対策は夜に子どもたちが寝てから2~3時間していました。
私は習慣的にお酒をよく飲む方でしたが、11月末に一度3級の試験を受けてからほぼ飲まなくても大丈夫な生活になりました。
(缶ビール1本でも入っていると集中できなかったり頭に入りにくかったりします)
年明けからは工業簿記を本腰入れて頑張りましたが、興味があって面白い部分と、自分はこの大切な時間に何をやってるんだろうという感情がありました。
自分が資格を取得することのメリットと、この休業期間にもっと妻や子供たちと話したり触れ合ったりできるのではないかと比較してしまい、育休中の資格取得における感想としては何となく時間の使い方が勿体なかったなという感じです。
わざわざ今やらないで、忙しくても復職してからの方がすっきり取り組めそうです。
次に試験がある6月に照準を合わせて、復職後にもう一度取り組んでみようと思います。
政府によるリスキリングを後押しする発言が話題になり、出来るわけないと言われる一方で学位やMBAなどを取得するために勉強される方がいることに驚きます。
私は地方にある国立大の工学部出身で、数字には強い方だと思っていました。
ところがいざ始めるとこんなにも大変なものかと不甲斐なく思いましたし、ちゃんと結果を残している人には本当に尊敬しかありません。

【家族の理解を得て取り組む】
 しかしどれだけ頭が良かったり要領が良い人でも、家族の理解なしにはやらない方が良いと思いました。
私の場合も妻には何やってんだろうと本心では冷めた感じで見られていたと思います。
(授乳などで育児の負担が大きいのは妻になるので当然です・・・)
本来の目的は育児に専念するための休業期間です。
夜中に一人リビングでバチバチ電卓を叩く私を見て、何か一生懸命やってるからそっとしておこうくらい思ったのかもしれませんが、受かっても妻は別に喜んだりもしないような気がします。
育休本来の目的に反して長期間本気で勉強することは良くないように思いますし、少なくとも家族の理解を得てからにした方がよさそうです。
これから育休を取得するであろう会社の後輩にはお勧めしないでおきます。
話し合って妻の理解を得られたとしても、感情としては育児が大変な時に何やってんの!となってるでしょうから。
(まして政府による後押しなどやらない方がいいです)

 さて、確定申告等やることも色々たまっています。
空いた時間には皆さんのブログを読んだりして適度にガス抜きしながら、忙しくても気持ちには余裕をもってまた明日から育児や家族に向き合っていけたらと思います。